パブコメ意見を提出しよう！！
～PFAS水道水質基準等の見直しのパブコメ～
食品安全委員会のPFASリスク評価書に疑義！！
高木基金PFASプロジェクトの発表により、食品安全委員会が実施したリスク評価の基礎となる参照文献が非公式の場で大量に差し替えられたことが判明しました。健康障害を示す重要な論文が除外され、逆に質の低い文献が追加され、評価が実施されたということです。なぜそのような差し替えが実施されたのか、理由は一切説明されていません。
このようなリスク評価は、食安委の基本姿勢である公正性・客観性・透明性を欠いており、第三者による検証も不可能です。このようなリスク評価は到底「科学」とは言えず、信用性はありません。
従って、食安委のリスク評価値に基づいて、水道水質基準等を設定することは妥当ではありません。
ところが、このリスク評価書を前提として、水道水質基準等を策定しようとする案が出されています。
行動の提起：多数のパブコメ意見を提出しよう!!
現在、PFASのリスク評価に関し、以下の3つのパブコメが行われています。
①環境省・「水道水質基準等の見直し」
②環境省・「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直し」
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195240120&Mode=0
締切：2025年3月27日（木）（2025年3月28日0時0分）
③消費者庁・「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示（案）」（清涼飲料水（PFOS及びPFOA）に 係る改正）に関する意見の募集
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=235110013&Mode=0
締切：2025年3月27日（木）（2025年3月27日23時59分）
食安委のリスク評価は根底的に信用性を欠いており、やり直しが必要です！
少なくとも食安委は全てのプロセスを公開し、説明責任を尽くすべきです。
私たちの抗議の声を、パブコメとして提出しましょう！
解説動画・資料
以下の学習会にて、食品安全委員会のPFASリスク評価の問題点とパブコメについて解説していますので、ぜひご視聴ください！
パブコメ意見の例についても紹介しています。
PFAS・水質基準等の見直しについてのパブコメ提出に向けた学習会
日程：2025年3月17日（月）19:00〜21:00
講師：JEPA代表理事・子どもケミネット代表世話人 中下裕子 弁護士
＜参照＞
高木基金PFASプロジェクトのPFAS評価書の検証の詳細については、以下のページをご参照ください。
https://takagipfas.org/4
PFAS汚染の問題については、JEPAのホームページもご参照下さい。
https://kokumin-kaigi.org/?page_id=9813
紙面版パンフレット（PFAS（有機フッ素化合物）汚染 環境と人体を蝕む「永遠の化学物質」の規制に向けて）
https://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2023/07/PFAS%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%952023%E4%B8%80%E9%83%A8%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88.pdf